「帰り道は遠回りしたくなる」 歌詞考察
帰り道は遠回りしたくなる が発売されてから1年。
この曲の余韻がまだまだすごいです。
未だになぁちゃんロスが続いてます。
去年の紅白歌合戦の事を思い出す。
シンクロニシティ、帰り道が発売された2018年はすごかったんだな・・・と
「帰り道は遠回りしたくなる」を聞くにあたって、
秋元真夏の「卒業なんていらないんじゃないか?」という言葉を知っておくとなおさら染みます
歌詞の解釈は人それぞれ違うところが最高なんです。
タイトル「帰り道は遠回りしたくなる」
卒業していくメンバーの気持ちと覚悟を唄っている曲です。
まずイントロですが
「好きだったこの場所」
⇒「この場所」も比喩表現であり曲中で明かされることはありませんが、乃木坂46のことでしょう。
「やめられない漫画を途中で閉じて 気づくように 居心地いい日向もいつの間にか 影になって黄昏る」
⇒乃木坂の活動も年月が経つとともに居心地がよくなっていき、
夢中になっていた漫画をやめられないように時間が経ち、その時間にもいつの間にか終わりが来てしまう。
「君と会って 過ぎる時間忘れるくらい夢中で話した 僕の夢は ここではないどこかへ」
⇒すぎる時間忘れるくらい~~でAメロの居心地いい日向の時も終わりに近づいてきている?
月日が経ち、「僕」(誰なのかわかりません)の夢も違う場所になった。
居心地いい日向は「乃木坂46」ですかね。
「帰り道は 帰り道は 遠回りをしたくなるよ どこを行けば どこに着くか? 過去の道なら迷うことがないから 弱虫(弱虫…) 新しい世界へ 今 行きたい 行きたい 行きたい 行きたい強くなりたい」
⇒「帰り道」というのがわかりませんが、「帰り道の遠回りした気持ち」=「乃木坂を卒業したくない気持ち」
と解釈しました。ここは人によって全然違いそうですね
過去の道なら迷うことがないから は乃木坂の活動を続けていれば、悩みも少なく迷わずに進める気持ちを表しています。
弱虫 新しい世界へ 今行きたい 強くなりたい
加入当初弱虫だったメンバーたちは弱虫でした。
そして外の世界に飛び込んでいき、強くなりたい!という強い気持ちがうかがえます。
「Oh!Oh!Oh! 好きだった… この場所…
Oh!Oh!Oh! 一歩目… 踏み出そう!」
⇒名残惜しい「この場所」を飛び出そうという気持ち。よしやるぞ!という感じがします。
「街灯りが寂しくふと感じるのは見慣れた景色と違うから
いつもの高架線が見えなくなってどこにいるかわからない
人は誰も変わることに慣れていなくて昨日と同じように
今日も明日(あす)もここにいたくなるんだ」
⇒ここらへんの比喩表現はほんとすさまじすぎます。
もう2番Aメロで「乃木坂46」は卒業している?
卒業に対する不安な気持ちを唄っています。
「知らない道 知らない道
あと何回 歩けるだろう
夢の方へ 愛の方へ
風は道を選んだりはしないよ
このまま(このまま…)
ONE WAYの標識
でも 行くんだ 行くんだ 行くんだ 行くんだ
戻れなくても…」
⇒ここで「知らない道」が出てきます。
「帰り道」が乃木坂46だとしたら「知らない道」は卒業後の活動でしょう。
夢、愛 それぞれ様々な理由があって卒業していくメンバー達。
何か理由があってみな卒業していきます。
ONE WAYとは一方通行の道。つまり戻れなくても卒業していくんですね。
「君と離れるのは悲しいけど
大事な別れだ
もっともっと広い世界
知らなきゃいけない
いつか(いつか)きっと(きっと)
違う道を選んだ意味
輝く未来のためと
互いにわかるだろう」
⇒表面上の意味で考えて正解そうです。
別れはさみしいけど、乃木坂におさまっていてはいけない。
卒業という道を選んだ意味もいつかあなたも未来のためと分かるだろう。
もうなんか真夏にあてはまっちゃうんだよな。
「風のように 風のように
思うままに生きてみよう
過去がどんな眩しくても
未来はもっと眩しいかもしれない」
⇒落ちサビで再び「風」が出てきます。
風は道を選んだりはしないよと唄っていたのに、ここでは風のように生きようと唄っています。
未来はもっと眩しい「かもしれない」
かもしれないってことはそうじゃないかもしれないということ。
その可能性に賭けて生きていこうという感じですね。
「Oh!Oh!Oh! 好きだった… この場所…
Oh!Oh!Oh! 大切な… 思い出…
Oh!Oh!Oh! 好きだった… この場所…」
⇒大切な思い出。乃木坂の活動は非常に大切でしょう。
ラストだけ過去を寂しがっているだけ、というところが引っ掛かりました。
でも何か意味があるんでしょう。
またMVのラストもなぁちゃん初センターの「気づいたら片想い」と
非常に似ています。これ、エモすぎます。
まとめ
「僕」が卒業メンバー(なぁちゃん)。「帰り道」が乃木坂46で、「君」が在籍メンバー、「知らない道」が卒業にあたります。
乃木坂46から旅立ち、覚悟を決める。
卒業はさみしいけど、未来はもっと眩しいから頑張れ!
という卒業するメンバーの気持ちを唄っている歌という様な解釈をしました。