美しい坂道人生

アイドルオタクの備忘録

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【歌詞考察】「ひと夏の長さより・・・」の歌詞について改めて考察。愛し合ったこの日々は種の多いスイカみたいだった、とは・・・?

乃木坂46 妄想!ラジオで真夏の全国ツアー2020 1位おめでとう!!!

 

 

乃木坂46オールナイトニッポン』の企画にて、もし今年真夏の全国ツアーがあったら聴きたかった楽曲に「ひと夏の長さより」が1位に輝きました!うれしい!!

 

 

 

 

以下ランキング。

 

乃木坂46 妄想!ラジオで真夏の全国ツアー2020 』
1位:ひと夏の長さより
2位:ガールズルール
3位:裸足でSummer
4位:I see…
5位:アナスターシャ
6位:日常
7位:逃げ水
8位:自惚れビーチ
9位:空扉
10位:ジコチューで行こう!
11位:設定温度 

12位:ロマンティックいか焼き 

13位:スカイダイビング 

14位:太陽ノック 

15位:泣いたっていいじゃないか?
16位:オフショアガール 

17位:毎日がBrand new day 

18位:サヨナラの意味 

19位:世界で一番 孤独なLover 

20位:滑走路

 

 

 

 

ひと夏はレア曲ってこともあってか2位のガルルとダブルスコアで1位だそうで。

 

にしても今はまいやん効果もあるのにガルルにダブルスコアはすごいと思う。

 

割とカップリング曲がたくさんランクインしているので、ヘビーオタクがたくさん投票してたのかな。まぁ深夜ラジオだしね。

 

11位の設定温度とかも夏に聞きたい1曲。

 

来年の全ツからはやってくれるのか・・・な?

 

やってください・・・

 

 

 

 

 

 

 

というわけで

というわけでひと夏の長さより・・・についてまた記事にしたいと思った。

 

前回歌詞の考察した時はとても雑な感じで終えてしまい、ほぼ2サビのことしか書いてなかったので今回は曲全体について考察しようかなーと、、

 

 

 

 

前書き

 

この楽曲は18枚目シングル「逃げ水」に収録されているカップリング曲で、センターは秋元真夏松村沙友里の二人。普段あまあまでぶりぶりな二人が切ない失恋ソングをセンターで歌ってると思うと非常にエモい。アイドルソングは歌唱メンバーやフォーメーションが何かしらの意味を持っているので、100%曲を理解するためにはやっぱりメンバーとそのグループの事を知っておかなくてはいけない。

 

 

 

 

 

この曲は聞いただけで切なくなるイントロのメロディラインと、それとは対照的にアップテンポのサビが特徴的である。アップテンポではあるがどこか切なさが残っているサビ。そしてサビで盛り上がった後に終わってしまった恋を連想させるようなイントロが印象に残る。

 

メロディだけでも十分浸れるが、歌詞に注目してみると100倍は楽しめるし切ない気持ちになれる曲なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

考察

 

さらっと聞いただけだと普通の失恋ソングに聞こえるが、乙女心を全く分かっていないどうしようもないやつの歌なのだ。

 

「僕」がもっとちゃんとしたやつだったらこの恋はひと夏にとどまらなかったはず。

歌詞に数回だけ出てくる「僕」が、「君」を好いて愛し合って「いた」という過去系の話だ。

 

 

 

 

八月のレインボーブリッジ

ここから眺めながら

僕たちは恋をした 

 

 

 

上記歌詞から読み取れる通り、過去の話。

つまり失恋をすでにしている「僕」。

そんなかわいそうな「僕」の「君」をまだ好きでやまないという曲だ。

 

 

でも何から話せばいい?

ただ隣に腰掛けて

ぎこちなく風に吹かれた

 

 

ここで「僕」が恋愛下手なことがあらわになる。

しかし「僕」はこれでいいと思っている。

ただ「君」の隣に座り、風に吹かれるだけ。

恐らくだがこの時点ではまだそこまで親密な関係ではないので、普通は話した方がいいだろう。

まぁロマンチックかもしれないけど。

 

 

一緒にいる その幸せが

ずっと続くと思った

やがて季節は過ぎるものと

気づいていたのに 

 

 

ずっと続くと思った。ということは続かなかったということ。

季節のせいにして続かなかったようにも汲み取れる。これはいかがなものか。

 

 

 

ひと夏の長さより

思い出だけ多過ぎて

君のことを忘れようとしても

切り替えられない

何度も着たTシャツは

首の辺り 伸びているけど

腕に強く抱いた

君のことは忘れられない 

 

 

ひと夏の長さより思い出だけ多すぎてって素敵すぎる表現。

思い出>夏の長さになってしまい「君」から一歩踏み出せない。

「僕」は次の恋にはまだまだ切り替えられなそうだ・・・

 

 

台風で中止になった

花火大会なんて

どうだってよかったんだ

 

始まったら終わってしまう

当たり前の出来事も

できるだけ延ばしたかった 

 

かき氷が溶けたこととか

金魚すくいの下手さも

君の浴衣の可愛さとか

喧嘩したことも 

 

 

2番では「僕」が「君」を愛してやまない表現が見受けられる。

そして思い出がとても多いのも分かる。

とにかく「君」と一緒にいる時間を大切にする「僕」。

花火大会どうこうよりも「君」と一緒にいる時間が好きって相当愛してますねこの男は。

 

愛し合ったこの日々は種の多いスイカみたいだった

この夏は特別だ

僕にとって意味がある

今までとは比べられないほど

大切な時間

愛し合ったこの日々は

種の多いスイカみたいだった

そう思い通りに

行かないのが人生なのか 

 

 

「僕にとって意味がある」ここかなり引っ掛かる。

自分しか見えていないというか、自分のことばっかり考えているというか。

「愛し合ったこの日々は種の多いスイカみたいだった」

この歌詞が本当に天才で!!!!!やすし!!!!

種の多いスイカって食べづらいじゃん。もどかしい。

愛し合ったこの日々もスイカのようにもどかしい日々だった、ということなんでしょうか・・・。

ここの歌詞が好きすぎて、ライブでこの曲をやるならぜひフルでやっていただきたいわけです。。。

 

 

肌寒い秋風が吹いても

もう少し Tシャツがいい

カーディガンを着たくはない

君と恋した夏

 

1サビでも「Tシャツ」というワードが出てくるが、

ここでTシャツを回収する。

Tシャツとカーディガンを使って四季の表現を駆使。

この2つでちょうど9月くらいを思わせるような、季節の変わり目を思い出させる。

とにかく、もっと夏が長くていいと「僕」は思う。

→「ひと夏の長さより思い出だけ多すぎて」に繋がった!

 

 

来年の夏はまた

きっとここに来るだろう

愛するとは言葉はなくていい

そばにいることだ 

 

 

この男は愛を言葉に発しないことをいいと思っているよう。

多分それはよくないことだろう。

でも気持ちは分かるけどね。

 

そして来年の夏、2人でここに来ることはかなわなかったのだろう。

なんともさみしい記憶・・・。

 

 

・カーディガンを着たくはない

 

このカーディガンというフレーズが同CDに収録されている「逃げ水」にも出てくる。

 

 

半袖を着た女(ひと)は

カーディガンをいつ肩に羽織るのか?

 

 

 もしかしたら、この人が「きみ」なのかもしれない。

 

確実に偶然ではないだろう。

 

別の曲だからつながっていないといえばそれまでだが、同じCDに収録されているし

関係性を持たせていると期待したい。

 

 

 

まとめ

 

やっぱりこの曲が乃木坂最強たる由縁は歌詞にあると思う。

「来年の夏はまた きっとここに来るだろう」

このフレーズは乃木坂ちゃんにもあてはまるわけで、

また来年、ここでライブをしようという意味合いにもなる。

 

僕たちはもし好きな人が出来たら、「僕」のような失敗を繰り返さないようにしたい。

ただ「僕」が間違っているとも言えないので人それぞれになってしまうが。

こんな別れてから好きで忘れられないような感情になったら辛いのは間違いないので、

こうならないように生きていこう・・・

 

あと、「君」がすでにこの世にいない説もありませんか?

歌詞を読んでいくとそう読み取れなくもない...

 

 

 

 

 以上です!ありがとうございます

 

 

 

 

設定温度もやってみようかな、ひと夏の長さよりと同じくらいすごい曲です。