美しい坂道人生

アイドルオタクの備忘録

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『欅坂46 THE LAST LIVE』 感想

 

2020年10月12日、13日に欅坂46 THE LAST LIVE』が開催されました。

とても素晴らしい、素晴らしいを超えたライブだったと思います。

セットリスト、演出、内容どれをとっても過去最高です。

このご時世ですから、配信ライブという形にはってしまいましたが

それを生かして普段は客席として利用しているアリーナを広く生かしたいいライブでした....。

欅坂のラストにふさわしいライブだったと思います。

 

 

ライブのコンセプトが、「静」と「動」をテーマに

2日間でセトリを総替えしてくるという、見てる人を全力で楽しませるテーマで。

リハーサルやダンスなど、大変だったと思うのによくやり切ってくれました...。

 

それに、ステージだけじゃなくアリーナも使用しているので立ち位置やセットがものすごく大変だと思うんですよ。それを2日間で全力を出し切って披露してくれたのはまさに「今」の欅坂っぽいしメンバー、スタッフの本気度が伝わってきました。

 

今回、「W-KEYAKIZAKAの詩」を除いた全体曲を全て披露しました。

というか、永遠より長い一瞬に新しく収録されているユニット新曲以外のセトリは全て全体曲で構成されたライブでした。(渋谷川を除く)

この全体曲を全て披露する、というのは今の欅坂を象徴するセトリだったのかなと思います。

櫻坂46の1stシングルのカップリングがユニット曲、ソロ曲は無しで全曲14名で作る体制を取っていることを聞くと、櫻坂に繋がるライブでもある気もします。

「W-KEYAKIZAKAの詩」を唯一やらなかったのは、ひらがなとの合同楽曲であるからでしょうか。

 

同じく合同楽曲である「太陽は見上げる空を選ばない」

こっちの曲はラストライブで披露しています。

この曲は、欅坂46にとってはとても大切な曲のようです。

NHKの「SONGS」という番組で欅坂46はテレビラスト出演を飾ったのですが、

そこで「誰がその鐘を鳴らすのか?」と「太陽は見上げる空を選ばない」を披露しています。(メンバーセレクト)

東京ドームのセトリでも本編の最後に披露された曲となっています。

 

演出も今までの欅坂にはない演出でした。

今までの欅坂は、ライブの世界観を重視してメンバーはそれを演じるといったような感じでしたが、

今回は1期生全員と2期生のムービーを曲前に流す、という乃木坂のバースデーライブのような演出。

まさに、欅坂の5年間を振り返りながら本当に最後だということを思わせる演出でとても良かったと思います。

 

ここからは披露された曲・人について話します。

サイレントマジョリティ

このライブで象徴的だったのが『サイレントマジョリティー』

サイレントマジョリティーで始まりサイレントマジョリティーで終わる...すごいですね。

坂を駆け登り始めた曲で始まり、ラストライブを始まりの歌で終えたのがとてもかっこよくて。

2日目のサイレントマジョリティーには新2期生も加わっており、『今』のサイレントマジョリティーを披露したことでこの曲に新たな意味をもたらしたような気がします。

 

渋谷川

また、1日目に唯一披露した既存のユニット曲があります。

 

渋谷川小林由依  です。

 

渋谷川はゆいちゃんず(小林由依今泉佑唯)の曲ですが、

2日間通して既存のユニット曲orソロ曲はこの曲だけです。

小林は平手が脱退してから一番欅坂を引っ張って来たといっても過言ではないでしょう。

平手が抜けたセンターという穴を埋めてくれたのは、小林です。

ラストライブで渋谷川をソロで披露してくれて感無量でした。

 

・黒い羊

そして黒い羊について。

これもステージが大きかったので壮大なパフォーマンスとなりました。圧巻でした。

皆さんも気づいたでしょうがいつもの黒い羊とは少し違いました。

薔薇を持った小林を理佐が最後、手を取り連れて行ったのです!!

今まではその場に取り残されるか、自分で薔薇を置いて去っていったのですが、連れていくverは初めて。

助けて。誰か考察して。

 

・2日目の小池美波

2日目は小池が爆発しすぎてました。

配信ライブあたりから表現力が突出しているみたいで、すごい目で追ってしまいます。

この日小池がセンターを務めた曲が『二人セゾン』『コンセントレーション』『アンビバレントなのですが、

3つ全てバカみたいによかったです。

特にアンビバレントは過去最高でした。あの表情が出来るということは、彼女が『アンビバレント』を一番理解しているのです・・・。

 

・Nobody's fault

この曲はこれから櫻坂が戦っていくような、迷宮に迷い込むような印象を受けました。

アウトロがぞわぞわする。

また、ラストに桜の中に全員で入っていく演出もとてもよかったです。

 

 

このライブを見れてとても幸せです。

欅坂46のラストとしてふさわしいライブでした。

 

 

そして『今』の櫻坂46、1期生と2期生が対等に共存し会えている気がしています。

1期生には表現力、パフォーマンスお化けの小林や小池、要の菅井や理佐がいて、

2期生もそれに負けたくない、っていうのが伝わってきてとてもいい...。とてもいい関係にあります。

特にるんちゃんや天ちゃんあたりは本当にすごいと思います。

 

 

 

 

 

 

ありがとう 欅坂46

櫻坂46も応援し続けます。