【歌詞考察】『人は夢を二度見る』は『不眠症』のアンサーソング【乃木坂46】
乃木坂46の新曲 32枚目シングル表題曲「人は夢を二度見る」
こちらの楽曲、中西アルノ大先生がSHOWROOM配信にて「不眠症のアンダーソングっぽい」と語られておられました。
まじぃ????思ったので歌詞を考察してみたいと思います。
・アンサーソングとは。(Wikipediaより引用)
アンサーソング(英語: answer song)は、既に存在する歌に対する返答として作られた歌のこと。返歌。元となる歌とは別の歌手・アーティストによるものが多いが、自身で「続編」の意味でアンサーソングを作る例も見られる。
続編という意味でもアンサーソングになるというのは知らなかったです。アルノ先生、勉強になります。
・「不眠症」ぶりのセンター山下・久保起用
不眠症は19枚目シングル「いつかできるから今日できる」のカップリング曲で、山下・久保が当時の選抜メンバー+与田大園を引き連れてセンターに立った楽曲です。今で言うと、井上・菅原がセンターに立つ感じですね。そう考えると加入当時から3期生色々やってるんですね。
参考(不眠症フォーメーション)
センター:久保史緒里・山下美月 秋元真夏・生田絵梨花・生駒里奈・伊藤万理華・井上小百合・衛藤美彩・大園桃子・齋藤飛鳥・桜井玲香・白石麻衣・新内眞衣・高山一実・西野七瀬・星野みなみ・堀未央奈・松村沙友理・与田祐希・若月佑美
メンバー見るだけでもレジェンド揃いで凄い...
また、「未来の答え」もセンター久保下ですが、こちらは3期生楽曲です。
「未来の答え」の歌詞を見てみたらなんだかこの2曲と関係ありそうだなって思ったんですが今回はごめんなさい。
・「人は夢を二度見る」は「不眠症」の主人公の成長した思考?
「不眠症」には以下のフレーズがあります。
ああ 今 心の片隅に晴れない空がある
ああ そう何か充たされない焦りの雲
ふかふかのベッドでは
もう夢なんか見られない
今を満足するな
不眠症でいい
このように歌詞から焦燥感が感じられます。そして"夢なんか見られない"というフレーズがあります!今回の新曲タイトルにも夢というワードがありますね。
一方で「人は夢を二度見る」にはこんなフレーズが。
ああ夢は二度見るもの
若さは熱っしやすく冷めやすく
目移りするだけで
とても大切なもの
見失ってしまうけれど
それでも人は夢を二度見る
だけど確かに今ここで
僕はこうして生きている
勘違いした遠回りや
道に何度も迷ってきたけど
10年後の自分とか
想像なんてできなかった
10年前の僕からは
今の自分がどう見えるか
まさに過去の自分(10年前の自分?)はああだった。と言わんばかりの歌詞。
これはまさに「不眠症」で描かれている焦燥感に対しての俯瞰的な目線を描いていると思います。
ああ夢は一度じゃないよ
ベッドの中で二度寝するように
また見てみればいい
きっとあの頃のように
いつのまにかワクワクして
叶えるために夢を見られる
"ベッドの中で二度寝するように"という不眠症のフレーズを引用している秋元康さんすごいですね。過去に書いた曲の内容が頭に入っているのかな?
まとめ
新曲「人は夢を二度見る」と「不眠症」の関係性について解釈してみました。歌詞を見ると不眠症時代は未熟で周りが見えていなかったというような歌詞で、これはアンサーソングと言ってもいいと思います。中西アルノ大先生、今日も感謝です。またお願いします!